414: おさかなくわえた名無しさん 03/10/19 19:23 ID:HXA7Vla+
大学時代、朝は降っていなかったが、昼前から雨が降りだした日のこと。 

友人と学食で食べようと傘を傘立てに置いて中へ入っていった。 
しかし、中が混んでいたので、学校の外へ食べに行くことにして傘立てに戻った。 
が、傘が無い! 置いて戻るまでほんの1,2分。 
友人と一緒に探したらいたよ、すぐそこに。俺の傘をさして歩いている奴が。 
ちょっと骨が曲がっていて間違いなく俺の傘。 




すぐ行ってぶん殴ってやろうと思ったが、深呼吸して気持ちを落ち着けることに。
で、傘をさした奴に後ろから黙って肩から首に手を回して襟を取る。
ちょうど柔道の締めみたいな感じで。

奴と奴の友人2人は「なんだー?」とかゴチャゴチャ言ってきたが無視。
少し遅れてきた友人も、同様に無言で反対側から奴の首に手を回して傘に入る。
相手らも何か感じたらしく黙り込んだ。

男5人、無言で歩き続けた。
門に来た時に「1・このまま交番(門の前にある)に行く。2・傘を1万円で買う。
3・戻って学生課に行く。4・念書を書く。どれか選べ」と奴に言った。
奴は4を選んだので近くの喫茶店で書いてもらうことに。

そこの支払いはどうしてもどうしても奴がしたいというので、奴の望みをかなえてあげた。
喫茶店から出ると雨が上がり、虹がきれいだった(マジ)。

420: おさかなくわえた名無しさん 03/10/19 19:39 ID:fzSHZKIa
>414
念書も選択肢に入れてやるなんて
優しいな。
無言の男5人連れに笑わせて貰ったよ。
なんにせよ、二度とそいつは傘泥棒なんかしない気がする。

大きな声で言いたい!GJ!!

http://kanae.2ch.net/test/read.cgi/kankon/1065509843/