その神経がわからん!その70

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195: 名無しさん@おーぷん 22/02/12(土)10:33:05 ID:SC.5k.L1
私たちは昭和末期~平成初期生まれの姉妹だった。

今思うと、うちの母(母子家庭)はネグレクトだった。
私が小学校三年くらいになると、ふらっと出かけて3日くらい帰ってこないことが月に一度くらいあった。その間、私がご飯を炊いてふりかけやインスタント味噌汁でしのいでいた。ふだんからダラな母は、インスタントやレトルトの買い置きがあったのでなんとかなってしまった。

私はなぜか、本当になんでだか今となっては自分でもわかんないんだけど、母を必死にかばっていた。母がいないことを隠して取り繕っていた。バレたら母が怒られるのは理解してたので、妹にも外で言ってはダメだと言い聞かせていた。

そんな生活も私が中学にあがる頃ついに破綻して、私と妹は施設に入った。
施設に入って2、3ヶ月くらいたって、妹に責められた。「ここにいれば毎日ちゃんとしたご飯が、食べられるしお風呂も入れる。なんであんなに我慢してたのか意味わかんない!お姉ちゃんが言ってたことみんな嘘じゃん!」
自分でも薄々思っていただけにショックだった。

そんな当時の自分がスレタイ。

妹とは今でも仲悪い、というかLINEしか知らない。
母が当時外で留守中何してたのか知らないし、知りたくもない。

199: 名無しさん@おーぷん 22/02/12(土)14:04:01 ID:UI.pq.L2
>>195
母親をかばうの分かるわー。
私の母はずっと家にいるけど何もしない人間で、小学生の頃から姉と私が家事をしていた。
毎日スーパーで惣菜やレトルト食品を買いに行ったり、町内清掃等のイベントに私が行くと
近所の人や教師に「お母さんはどうしたの?」って聞かれても必死で誤魔化した。

家でテレビを見て寝てるなんて絶対に言えなかった。
父親は無関心で生活費をくれるだけの人だった。
姉も私も社会人になるとさっさと逃げた。

203: 名無しさん@おーぷん 22/02/12(土)15:45:57 ID:SC.5k.L1
>>199
似たような経験をなさったんですね。なんだったんでしょうね、あの気持ち。
私自身は自業自得でいいとして、妹には可哀想なことをしていました。

205: 名無しさん@おーぷん 22/02/12(土)17:45:29 ID:UI.pq.L2
>>203
①母親に対する愛情→他人に母を悪く思われたくなかった
②自分の身を守るため→母はヒステリーを起こして暴力を振るう人間だった
③見えを張っていた→周りから家庭環境の悪い可哀想な子だと思われたくなかった

年齢によって比率はかなり変わったけど①+②+③が理由だったと思う。
私も貴女の妹さんと同じ様に姉が嫌いだったよ。
姉が我慢してるから自分も我慢させられてる、姉は母と同類だって思ってた。
ただの八つ当たりだったよ。
姉も私の事を嫌ってたけど、母親が元凶だって理解できる歳になってからは仲良くなった。

悪いのは貴女じゃなくて母親だけだよ。

208: 名無しさん@おーぷん 22/02/13(日)00:55:32 ID:x1.r5.L1
>>195,203
分かるよ。子供にとって、親を否定するのは、
自分を包んでくれるはずの世界をまるごと否定するようなものだもの。
あからさまな拷問を受けている子供さえ、
というか、むしろそういう子供こそ、必死で親をかばうもの。

一方で、妹さんが爆発できたのは、
親に代わってあなたがしっかり妹さんを守ったからだと思う。
信頼できる親であれば、姉妹ともども抱けたはずの不満を、
親代わりのあなたが一身に、妹さんから受けてしまったのだと思う。


被虐待児がなぜ虐待親をかばうのかは、色々な言葉で理解が試みられていて、
人にもよるしケースにもよるしで、収まりの良い答えはないのだと思う。
ただ、説明はどうあれ、自業自得だなどということは断じてないし、
妹さんに可哀想なことをしたと思うなら、あなたも、あなたこそ、
辛かったのだという気持ちも、同時に自分に認めてあげてほしい。

204: 名無しさん@おーぷん 22/02/12(土)16:34:44 ID:pB.5k.L1
>>203
ゲスパーだけど、自分を守るためにしてたのでは
庇うのをやめてら惨めな生活を直視しなきゃならない
現状、綱渡りみたいな生活でもなんとか続いてるわけで、逆にいえばそれしか知らない
それすら壊れたらどうしよう、せめてそれだけは守らなきゃみたいな感じ

それはあなたが悪いわけではない
周囲、特に親含めた家族の身勝手さのとばっちりを受けてたせいなんだよね
開き直りはいけないかもだけど、個人的にその行動や気持ちには「仕方ない」が当てはまるなと

206: 名無しさん@おーぷん 22/02/12(土)18:45:13 ID:8x.1z.L1
ダラダラした自分語りでスマンけど
自分の場合は親をかばうというよりみんなそんなもんだと思ってたというか
サザエさんとか漫画ドラマのご家庭ってのはファンタジーだけど世間を騙るための嘘の共通モデルみたいなもんだと思ってた

小学校の社会科の教科書に載ってた『学校給食は栄養不良の児童を救うために始まった』みたいな記載を読んで
「そうだよな家の食事だけじゃ栄養不足にもなるよな給食ありがてえ」と本気で思ってた
友人達が給食まずい家のメシうまいみたいな話してたら自分も同調したけど
家でいいものを食べているフウに取り繕うためのみんなの定番嘘ネタだと思ってた
アリバイ作りというか架空の良い暮らしをしてるというのを世間に表明して取り繕っておかなきゃいけない
本当のことは知られちゃいけないみんなも言ってないしでもみんな本当は違うんだよねみたいな気持ちがあった

骨折しても火傷しても親がやったとは絶対言えなかった
親は無条件で子供を愛するみたいな共通モデルがあったから
そこから外れたことをするのもされるのも恥だと思って知られたくなかった
みんなも恥だから言わないだけで色々されてるんでしょとも思ってた

優しい両親に囲まれて毎日美味しいおやつとご飯を食べてますみたいなことを話す子供が
毎日同じ汚れた服着てフケだらけの頭して痣だらけでニコニコ笑ってたんだから
今思うと周りの大人は気付いてたんだろうけど
家庭訪問したところで清潔で立派な家の豪華な応接間で歓待するもんだから先生も何も言えないよなあ
今ほど児童保護が手厚くなかった時代ってのもあるんだろうけど

外に助けを求めるっていう発想が最初から無かったんだよなあ
当時は我慢してるという感覚すら無かった
自分の置かれてる状況に自分で気付ける人って凄いと思う